前の10件 | -
他人と喋り優しくする あしたのために その3
私は子供の頃から1人で行動したりするのが好きだし、100パーセントのコミュニケーション障害、すなわち「コミュ障」です。やはりこれも童貞である理由の1つだと自覚しています。まあ、男やオバちゃん相手だとそれなりに喋れるのですが、若い女性相手だととにかく「見つめ合うと素直にお喋り出来ない」の「TSUNAMI」状態になってしまいます。そういうのはやはり相手には伝わるモノで、向こうにも避けられるというのがパターンです。でもこれではイカンと思い、他人と喋る、そして優しくするというのを意識してやる様にしました。
何事もそうですが、意識して狙ってやるというのは大切ですし、勉強になります。もちろん男やオバちゃん相手でも良いんです。自分の周りにいる他人、親兄弟でも構いません。逆に女性と触れ合う機会が多いなら、女性だけにターゲットを絞るのもうまい手です。そうして意識的に喋ったり優しくする事で、自分が他人を好きになりますし、他人だって悪い気はしないと思います。そうする事で他人を自分の方へ引き付ける、それが「童貞喪失の第一歩」であり、「コミュ障克服の第一歩」だと思います。
その方法の1つとして、とにかく前に出る、これが大切です。多少嫌われても、結局は前に出なければモテません。そしてもっと大切なのは他人が話しているのを最後まで聞き、そしてうなづく事です。他人は自分の話を最後まで聞いてくれる人に弱い、これは石田純一大先生の教えです。とにかく口を挟まずに聞く、そしてたまに「たしなめ」や「からかい」の言葉を入れると効果的です。更に「うなづき」は大きくする、これはマチャミなどのリアクションが勉強になります。これらを繰り返していると他人が寄ってきてくれるでしょう。もちろんそれが女性なら良いし、まあ男でも良いでしょう。そうして「話を聞いてくれるキャラ」を確立すれば、遠心力で女性も寄ってくると思います。そしたら後は全盛期の小錦位にプッシュプッシュして下さい。まあ、女性に対してうまく行かなくてもこれで「コミュ障」が治れば良い、それ位の軽い気持ちの方が成功すると思います。
何事もそうですが、意識して狙ってやるというのは大切ですし、勉強になります。もちろん男やオバちゃん相手でも良いんです。自分の周りにいる他人、親兄弟でも構いません。逆に女性と触れ合う機会が多いなら、女性だけにターゲットを絞るのもうまい手です。そうして意識的に喋ったり優しくする事で、自分が他人を好きになりますし、他人だって悪い気はしないと思います。そうする事で他人を自分の方へ引き付ける、それが「童貞喪失の第一歩」であり、「コミュ障克服の第一歩」だと思います。
その方法の1つとして、とにかく前に出る、これが大切です。多少嫌われても、結局は前に出なければモテません。そしてもっと大切なのは他人が話しているのを最後まで聞き、そしてうなづく事です。他人は自分の話を最後まで聞いてくれる人に弱い、これは石田純一大先生の教えです。とにかく口を挟まずに聞く、そしてたまに「たしなめ」や「からかい」の言葉を入れると効果的です。更に「うなづき」は大きくする、これはマチャミなどのリアクションが勉強になります。これらを繰り返していると他人が寄ってきてくれるでしょう。もちろんそれが女性なら良いし、まあ男でも良いでしょう。そうして「話を聞いてくれるキャラ」を確立すれば、遠心力で女性も寄ってくると思います。そしたら後は全盛期の小錦位にプッシュプッシュして下さい。まあ、女性に対してうまく行かなくてもこれで「コミュ障」が治れば良い、それ位の軽い気持ちの方が成功すると思います。
「喪男」から「モテ鯛男」への転換 あしたのためにその2
「2ちゃん」用語に「喪男」というのがあります。「喪男」とは「モテない男」の略称だが、同時にモテたいとも思わない男の事だそうです。つい最近までその言葉を知らなかったけれども、私は完全に「喪男」でした。もう、「恋愛なんて都市伝説でしょ」とばかりにモテようなどと思わず、汚い格好と汚いヒゲ面でも平気で女性の前に出ていました(今も時々出ているが・・・)。でもそれでは内面と外見共にダメだし、絶対にそれでは女性に相手にはされません。まず、モテるでも何でもそうですが、その気の無い人間に他人は決して寄っては来ません。それはこれを読んでいるあなた方が一番分かっているはずです。モテる気の無い人の前に女性が来る訳は無いし、それは買ってもない宝くじに当たる訳が無いのと一緒です。だからまずは「喪男」から「モテ鯛男」(今こう言うのかは知りませんが)の転換、それが童貞喪失のはじめの一歩だと思います。
「意志ある所に道は開ける」とはパンチ佐藤の言葉です。オチャラケキャラの人の言葉を人生訓にするなど私も安いモノですが、でも確かにその通りです。「モテ鯛男になる」という意志と、「童貞喪失」という意志、その2つの意志がある人にしか道は開けないのです。今までの行動を振り返って下さい。私も振り返ると今の民主党位に反省する事ばかりですが、女性に対して気の無い態度をしませんでしたか?そういうのを女性は敏感に察知するし、そういった態度の積み重ねが今の童貞の惨状を産んでいるのだと私も反省しきりです。今からでも遅くないので、気のある男「モテ鯛男」に転換して下さい。
ではその第一歩としてどうするかというと、これは外見の話にもなってくるのですが、ヒゲを剃ったり身だしなみを整えるという事です。キツく言えば、これさえも出来ない男に女を求める資格はありません。偉そうに言うが、お前はどうなんだ?と言われると大変辛いですが、少なくとも女性が来る場所に行く時にはキッチリして行く様に心掛けています。いつも心掛けろよ、と言われそうですが、メリハリも大事だし、女性のいる所では「日々是決戦」と心掛け、内面と外見を鍛えていくのが大切だと思います。
「意志ある所に道は開ける」とはパンチ佐藤の言葉です。オチャラケキャラの人の言葉を人生訓にするなど私も安いモノですが、でも確かにその通りです。「モテ鯛男になる」という意志と、「童貞喪失」という意志、その2つの意志がある人にしか道は開けないのです。今までの行動を振り返って下さい。私も振り返ると今の民主党位に反省する事ばかりですが、女性に対して気の無い態度をしませんでしたか?そういうのを女性は敏感に察知するし、そういった態度の積み重ねが今の童貞の惨状を産んでいるのだと私も反省しきりです。今からでも遅くないので、気のある男「モテ鯛男」に転換して下さい。
ではその第一歩としてどうするかというと、これは外見の話にもなってくるのですが、ヒゲを剃ったり身だしなみを整えるという事です。キツく言えば、これさえも出来ない男に女を求める資格はありません。偉そうに言うが、お前はどうなんだ?と言われると大変辛いですが、少なくとも女性が来る場所に行く時にはキッチリして行く様に心掛けています。いつも心掛けろよ、と言われそうですが、メリハリも大事だし、女性のいる所では「日々是決戦」と心掛け、内面と外見を鍛えていくのが大切だと思います。
「不完全童貞喪失マニュアル」のはし書き あしたのためにその1
私は30歳を過ぎているが童貞です。それどころか女性と手を握った事も無ければ、デートをした事も無いです。そしてつい最近、それが人間として非常に恥ずかしい事だと分かりました(もっと早く気付け、という話だが)。そして何とか童貞を喪失しようと心に決めた次第です。このブログでは、そんな哀れな私が考えた、「童貞喪失の為の方法」などを長々と書いていきます。それを同じ仲間の方は参考にして貰うのも結構、こういう方法がある、と伝授して貰うのも結構、はたまた童貞などとっくに喪失した、という諸先輩方のキツい言葉でも結構なので、とにかく反応が欲しいです。それを参考にして、童貞喪失という国家的プロジェクトとは行かないが、私にとっては人生を賭けた一大プロジェクトに挑みたいと思います。
なお、私も恥を忍んでカミングアウトをしてるのだから、「冷やかし」や「荒らし」は止めて下さい。このブログのコンセプトは、「私も皆も何とか童貞を喪失しよう」であり、やるからにはマジです。私も皆様の事を冷やかしたりなどは一切しません。どうかこのブログを盛り上げ、一人での多くの人が共通の目標に向けて邁進し、そして童貞喪失をしてみようではありませんか?ドジョウが金魚の真似をしても駄目です。ドジョウなら泥くさく童貞喪失をしましょう。宜しくお願いします(最後は勢いで野田首相になってスミマセン)。
ちなみにこれまで書いてきた「私のテンション上がるモノ」は、私の他のブログの「時事ジ時事」の中で書いていきますので、そちらの方も合わせてお読み下さい。
なお、私も恥を忍んでカミングアウトをしてるのだから、「冷やかし」や「荒らし」は止めて下さい。このブログのコンセプトは、「私も皆も何とか童貞を喪失しよう」であり、やるからにはマジです。私も皆様の事を冷やかしたりなどは一切しません。どうかこのブログを盛り上げ、一人での多くの人が共通の目標に向けて邁進し、そして童貞喪失をしてみようではありませんか?ドジョウが金魚の真似をしても駄目です。ドジョウなら泥くさく童貞喪失をしましょう。宜しくお願いします(最後は勢いで野田首相になってスミマセン)。
ちなみにこれまで書いてきた「私のテンション上がるモノ」は、私の他のブログの「時事ジ時事」の中で書いていきますので、そちらの方も合わせてお読み下さい。
「世界一のクイズ司会者」児玉清さん ワタテン(18)
私の「カッコイイ男」などの最上級だった。5月16日に児玉清さんが77歳で亡くなった。前にも児玉さんの事は「アタック25」と合わせて書いたが、ここで改めて長年私のテンションを上げてくれた児玉さんの事を書きたいと思う。
俳優でも女優でも20代や30代でカッコイイのは当たり前で、大体の人はそこを過ぎるとズルズルと落ちていってしまう。逆にそこで踏ん張ったり出来る人が本当のカッコイイ人だと私は思っている。更にその上を行く人がいて、年を取れば取るほどカッコ良くなる人、それが私にとっての最上級のカッコイイ人やその指針になる。児玉さんはその最上級に長年君臨し続けた人だった。しかも私は無知なせいか知的な人を男女問わず求めるが、そこでも児玉さんは最上級、つまり私の中で児玉さんはあらゆる面で最上級に位置する人だった。
だから「アタック25」は勿論の事、NHKの「世界びっくり旅行社」や日本テレビの土曜20時54分からの5分番組「ワーズハウスへようこそ」などで活躍の場を拡げてますます活き活きとしている児玉さんを観て、私の「カッコイイ」に触れたい欲は満たされていた。だが、どうも今年に入った辺りから頬や首の肉が取れた感じがしたし、髭はそれを隠すために生やしているのでは、と思わせた。それはそれで渋みが増していたが、年齢の事もあるし病気の心配をしていた。そして3月下旬、肝機能障害で「アタック」などを休養すると聞いてやはり、と思った。それからは「ゆっくり休んで治して欲しい」と、「失礼だが、やっぱり代役であるABCの浦川アナではダメだから戻ってきてくれ」の思いが交錯し、「アタック」も3週位観ていなかった。そして5月17日、ある意味私の交錯を消し去る知らせが届いた。それは同時に、私の最上級が消え去る知らせでもあった。
児玉さんは自著「負けるのは美しく」で、タイトル通り仕事で負けるのなら美しく負けよう、と書いている。確かに俳優としては脇役が多かったし、主役の人には負けていた。しかし、負けても色んな意味で腐らなかったから特に後年、同年歳の人が次々と主役の座からフェードアウトしていく中、逆に主役の座を得たり出来たのだと思う。それに「創業易く守成難く」という言葉もあるが、正に児玉さんと「アタック」の為にある言葉だし、その難しさに最後まで挑み続けて、現役のまま逝った姿は忘れられないし、教えられる事も多い。そうなると、人生の指針としても最上級という事になる。そして「クイズ司会者」としてもだし、私は世界一だと思っている。
最後に、多くの人が「アタック」は俳優児玉清が、「アタックの司会者の児玉清」を演じていたと言っていたが、その通りだと思う。そして「アタック」の流れと同じく、最初はゆっくりとスタートするが、段々と盛り上がり、ラストでそれが最高潮になり、最後に静かにエンディングを迎える。言ってみれば番組と児玉さんの人生がリンクしている気がするし、児玉さんは「アタック」そのものだったと思う。これから私は様々な最上級を失ってしまい厳しいが、「アタック」は存続するそうだから、児玉さんの「ヨスガ」を感じて腐らず生きようと思う。それが「負けて最後に勝った」児玉さんの人生訓だから。 合掌。
俳優でも女優でも20代や30代でカッコイイのは当たり前で、大体の人はそこを過ぎるとズルズルと落ちていってしまう。逆にそこで踏ん張ったり出来る人が本当のカッコイイ人だと私は思っている。更にその上を行く人がいて、年を取れば取るほどカッコ良くなる人、それが私にとっての最上級のカッコイイ人やその指針になる。児玉さんはその最上級に長年君臨し続けた人だった。しかも私は無知なせいか知的な人を男女問わず求めるが、そこでも児玉さんは最上級、つまり私の中で児玉さんはあらゆる面で最上級に位置する人だった。
だから「アタック25」は勿論の事、NHKの「世界びっくり旅行社」や日本テレビの土曜20時54分からの5分番組「ワーズハウスへようこそ」などで活躍の場を拡げてますます活き活きとしている児玉さんを観て、私の「カッコイイ」に触れたい欲は満たされていた。だが、どうも今年に入った辺りから頬や首の肉が取れた感じがしたし、髭はそれを隠すために生やしているのでは、と思わせた。それはそれで渋みが増していたが、年齢の事もあるし病気の心配をしていた。そして3月下旬、肝機能障害で「アタック」などを休養すると聞いてやはり、と思った。それからは「ゆっくり休んで治して欲しい」と、「失礼だが、やっぱり代役であるABCの浦川アナではダメだから戻ってきてくれ」の思いが交錯し、「アタック」も3週位観ていなかった。そして5月17日、ある意味私の交錯を消し去る知らせが届いた。それは同時に、私の最上級が消え去る知らせでもあった。
児玉さんは自著「負けるのは美しく」で、タイトル通り仕事で負けるのなら美しく負けよう、と書いている。確かに俳優としては脇役が多かったし、主役の人には負けていた。しかし、負けても色んな意味で腐らなかったから特に後年、同年歳の人が次々と主役の座からフェードアウトしていく中、逆に主役の座を得たり出来たのだと思う。それに「創業易く守成難く」という言葉もあるが、正に児玉さんと「アタック」の為にある言葉だし、その難しさに最後まで挑み続けて、現役のまま逝った姿は忘れられないし、教えられる事も多い。そうなると、人生の指針としても最上級という事になる。そして「クイズ司会者」としてもだし、私は世界一だと思っている。
最後に、多くの人が「アタック」は俳優児玉清が、「アタックの司会者の児玉清」を演じていたと言っていたが、その通りだと思う。そして「アタック」の流れと同じく、最初はゆっくりとスタートするが、段々と盛り上がり、ラストでそれが最高潮になり、最後に静かにエンディングを迎える。言ってみれば番組と児玉さんの人生がリンクしている気がするし、児玉さんは「アタック」そのものだったと思う。これから私は様々な最上級を失ってしまい厳しいが、「アタック」は存続するそうだから、児玉さんの「ヨスガ」を感じて腐らず生きようと思う。それが「負けて最後に勝った」児玉さんの人生訓だから。 合掌。
ドMの団鬼六先生 ワタテン(17)
多くの人が束の間の休みを使って様々な快楽を追求していたゴールデンウィークの最中である5月6日、日本一の快楽主義者の団鬼六先生が79歳で亡くなった。SM小説や将棋界の宣伝役など様々な形で快楽を分け与えてくれた人だった。
その中でも私は将棋の方でテンションを上げさせて貰っていた(SM小説の方でも第一人者で、エロは私も鬼六先生に負けない位に好きだが、どうも痛いのは苦手で・・・)。将棋界は天才の集まりだが、外部への発信力となると、昔は某名人の「突撃しまーす」などの良からぬスキャンダルも含めて発信力があったが、特に今は弱い所がある。その足りない所を長年に渡って埋め続けてくれたのが鬼六先生だった。下手すると無味乾燥な文になってしまう棋戦の「観戦記」なども、鬼六先生に掛かるとたちまち物語性溢れる名文になるし、対戦者も魅力的なキャラに仕立ててしまう。そこはさすがに只のエロ小説家では無い。それに好カードをブッキングしたり、自分で一流棋士と対戦したりするなどの企画力も一流であった。まあ、自分で対戦した場合は大抵駒落ちでも負けてグチの文になるのだが、それでも楽しさも伝わって来た。読者も、棋士も、勿論自分も楽しむ為に色々仕掛けるし、道化にもなる。そのサービス精神が鬼六流だった。
そして、私は鬼六先生は名前こそ鬼だが仏みたいな人、変な言い方をすればドMだったのでは、と思う。赤字でどう仕様も無かった「将棋ジャーナル」誌を抱え込んで泥を被り、そのせいで断筆の誓いを破って小説を書いて金を作らなければならなくなったそうだ。しかもその小説「真剣師 小池重明」の小池アマ名人には、色んな意味でタカられたそうだ。私も何度も読んだ小説だし、これを書く前にも読み返した本であるが、是非読んで将棋界の「ろくでなしブルース」小池重明の破滅型人生を楽しんで欲しい。それと同時に最期まで面倒を見た鬼六先生のドMっぷりも楽しんで欲しい。
ここまで将棋界に貢献して盛り上げてくれた鬼六先生が亡くなったのは大損害だし、これからの事を考えると暗くもなる。でもそれは鬼六先生が最も嫌う、快楽とは逆の愚業である。出来た穴も、新しいモノを埋めるスペースと考えて進む事こそ、鬼六流の継承になると思う。そして追い込まれてもそれすら余興だと楽しむ鬼六精神、これは今の日本全体で見ても最も必要なのかも知れない。 合掌。
その中でも私は将棋の方でテンションを上げさせて貰っていた(SM小説の方でも第一人者で、エロは私も鬼六先生に負けない位に好きだが、どうも痛いのは苦手で・・・)。将棋界は天才の集まりだが、外部への発信力となると、昔は某名人の「突撃しまーす」などの良からぬスキャンダルも含めて発信力があったが、特に今は弱い所がある。その足りない所を長年に渡って埋め続けてくれたのが鬼六先生だった。下手すると無味乾燥な文になってしまう棋戦の「観戦記」なども、鬼六先生に掛かるとたちまち物語性溢れる名文になるし、対戦者も魅力的なキャラに仕立ててしまう。そこはさすがに只のエロ小説家では無い。それに好カードをブッキングしたり、自分で一流棋士と対戦したりするなどの企画力も一流であった。まあ、自分で対戦した場合は大抵駒落ちでも負けてグチの文になるのだが、それでも楽しさも伝わって来た。読者も、棋士も、勿論自分も楽しむ為に色々仕掛けるし、道化にもなる。そのサービス精神が鬼六流だった。
そして、私は鬼六先生は名前こそ鬼だが仏みたいな人、変な言い方をすればドMだったのでは、と思う。赤字でどう仕様も無かった「将棋ジャーナル」誌を抱え込んで泥を被り、そのせいで断筆の誓いを破って小説を書いて金を作らなければならなくなったそうだ。しかもその小説「真剣師 小池重明」の小池アマ名人には、色んな意味でタカられたそうだ。私も何度も読んだ小説だし、これを書く前にも読み返した本であるが、是非読んで将棋界の「ろくでなしブルース」小池重明の破滅型人生を楽しんで欲しい。それと同時に最期まで面倒を見た鬼六先生のドMっぷりも楽しんで欲しい。
ここまで将棋界に貢献して盛り上げてくれた鬼六先生が亡くなったのは大損害だし、これからの事を考えると暗くもなる。でもそれは鬼六先生が最も嫌う、快楽とは逆の愚業である。出来た穴も、新しいモノを埋めるスペースと考えて進む事こそ、鬼六流の継承になると思う。そして追い込まれてもそれすら余興だと楽しむ鬼六精神、これは今の日本全体で見ても最も必要なのかも知れない。 合掌。
ケーシー高峰と裏切り ワタテン(16)
「いわき市から放射能を持ってきました」と言ってトレードマークの白衣を叩く仕草をする。これをあの大震災から2ヶ月弱の5月1日、しかも日曜夕方のその時間はそこしか放送して無い、とすら言われる番組の「笑点」で平然とやるケーシー高峰に私は唖然としてしまった。更にその後言っていた様に、本当に福島のいわき市に家があって、何らかの悪影響を自分も受けているにも関わらずそれをギャグにしてしまうのだから、恐れ入るばかりだ。
普通の若手芸人が、同じ事を言ったら即廃業だし、外国のテレビで大震災を揶揄するギャグを言っただけで日本大使館が抗議する位の国際問題に発展するのに、ケーシーが言うとギャグになってしまうし許されてしまう。しかもそれ以前に、大御所として「笑点」の演芸での出場回数は「ナポレオンズ」に続いての第2位、もう出てくるだけで客も視聴者も喜ぶポジションなのに、いまだに毒を吐き続けて攻めるという、衰えぬ芸人魂に感服する。そしてそれは、いつまでも悪で居続ける悪役レスラーと一緒である。
プロレスの悪役レスラーというのは、まともなプロレスを善玉レスラーとやるのだがそれは前フリであり、どこかで裏切って凶器などで善玉をボコボコにしたり、たまに善玉と組む事もあるのだが、それも前フリでありどこかで寝返って善玉をボコボコにする。それと同じく、まともな医療などの話をするのだが、それは只の前フリでありどこかで「これを○○と言う」と落として裏切る。この裏切りの妙に引き込まれてしまう。裏切られるのを期待しながら注視して観ているが、どこからが前フリなのか只の医療話なのか境目が中々見えない。その中で言う前にオチが分かると嬉しいし、分からなくてもそれはまたうまく騙された嬉しさもある。例えば、今回の「笑点」のネタであったが、院内感染が流行っている、だから外で注射して下さい、これを「路上注射(駐車)と言う」といった具合だ。ギャグそのものではなく、そこまでの「持って行き方」が素晴らしいのだ。院内感染は色んな病院などで起こっている。それを長々だが中身のある言葉で喋る。そこには岩手の医師一家で育ち、残念ながら家族を裏切り芸人となる意志の弱さで、医師一家の一人になる事は出来なかったが、日大医学部に入った裏打ちがある。だが段々と脱線していって、最後にはドカンと落として裏切る。この持って行き方は、「医療漫談」という分野そのものを含めてケーシーしか出来ない「専売特許」の技である。
これからも、民主党的裏切りは嫌だが、あの裏切りは味わいたい。そして国民の信を失っている菅内閣はどうでも良いが、「医療漫談」の高峰は「軽視」出来ない。ケーシーみたく真面目な話を振って裏切り落としてみたが、下手だったかな・・・・・。
普通の若手芸人が、同じ事を言ったら即廃業だし、外国のテレビで大震災を揶揄するギャグを言っただけで日本大使館が抗議する位の国際問題に発展するのに、ケーシーが言うとギャグになってしまうし許されてしまう。しかもそれ以前に、大御所として「笑点」の演芸での出場回数は「ナポレオンズ」に続いての第2位、もう出てくるだけで客も視聴者も喜ぶポジションなのに、いまだに毒を吐き続けて攻めるという、衰えぬ芸人魂に感服する。そしてそれは、いつまでも悪で居続ける悪役レスラーと一緒である。
プロレスの悪役レスラーというのは、まともなプロレスを善玉レスラーとやるのだがそれは前フリであり、どこかで裏切って凶器などで善玉をボコボコにしたり、たまに善玉と組む事もあるのだが、それも前フリでありどこかで寝返って善玉をボコボコにする。それと同じく、まともな医療などの話をするのだが、それは只の前フリでありどこかで「これを○○と言う」と落として裏切る。この裏切りの妙に引き込まれてしまう。裏切られるのを期待しながら注視して観ているが、どこからが前フリなのか只の医療話なのか境目が中々見えない。その中で言う前にオチが分かると嬉しいし、分からなくてもそれはまたうまく騙された嬉しさもある。例えば、今回の「笑点」のネタであったが、院内感染が流行っている、だから外で注射して下さい、これを「路上注射(駐車)と言う」といった具合だ。ギャグそのものではなく、そこまでの「持って行き方」が素晴らしいのだ。院内感染は色んな病院などで起こっている。それを長々だが中身のある言葉で喋る。そこには岩手の医師一家で育ち、残念ながら家族を裏切り芸人となる意志の弱さで、医師一家の一人になる事は出来なかったが、日大医学部に入った裏打ちがある。だが段々と脱線していって、最後にはドカンと落として裏切る。この持って行き方は、「医療漫談」という分野そのものを含めてケーシーしか出来ない「専売特許」の技である。
これからも、民主党的裏切りは嫌だが、あの裏切りは味わいたい。そして国民の信を失っている菅内閣はどうでも良いが、「医療漫談」の高峰は「軽視」出来ない。ケーシーみたく真面目な話を振って裏切り落としてみたが、下手だったかな・・・・・。
細川俊之さんと喜味こいしさん ワタテン(15)
今年の1月は各地で大雪が降るなど何とも寒い。芸能界の方も、沢尻エリカの離婚がどーだの、市川海老蔵が跳ね上がってどーだのと下品で寒いが、それとは真逆の上品で、長年テレビなどで私のテンションを上げてくれた2人が亡くなった。
1人は14日に70歳で亡くなった俳優の細川俊之さん。「クールな二枚目」という言葉がこれほど似合う男もそうはいない。日本人離れした顔、スラリとした体型、それだけでも十分なのに低く渋い声まで持っている。1人でどれだけ良い男の要素を持っているんだ、1つ位くれ、と言いたくなる。しかもそれを60歳を過ぎても保ち続けたのだから恐れ入る。ブクブク太ったり老けてしまったりして「元二枚目」が多い中、最期まで現役だった。正直、木の実ナナと出た、最後の公の場でのロレツが回らない会見は観てて厳しかったが、それでもイタリア系の服で決めていた姿は、病気でも二枚目の看板は外さないという使命感を漂わせていた。
そんな細川さんだが、私が一番印象に残っているのは、「相棒 シーズン2」(テレビ朝日)で犯人と疑われる牧師の役だ。まあその牧師の姿がカッコイイ事。今でもその姿は覚えてるし、男の「コスプレ」で萌えたのはこの時位だ。お姉ちゃんのコスプレではしょっちゅうだが。
そしてもう1人は23日に83歳で亡くなった喜味こいしさん。兄の夢路いとしさんと「いとしこいし」の漫才で笑わせ続けてくれた。最初はソロソロと元気もなく舞台に出てきて、「このジィサンら大丈夫かな?」と観ている方を心配させるほどだが、いざ喋り始めると背中がピーンと張って背が倍位に伸び上がる。そしてこいしさんの進行とツッコミ、いとしさんのボケが正確に噛み合う。さすが兄弟だし、テリー・ドリーの「ファンクス」以上のコンビネーションだ。そして漫才が終わるとまたソロソロと舞台を降りていく。そのギャップが大好きだった。それに絶対にキツイ言葉を使わないから緊張せずに観られる。「やすきよ漫才」などはその緊張を楽しめるが、良く三流がただ意味もなく「どついたろか」とか言うが、あんなの白けるだけだ。それと比べて「いとこい漫才」は静かに進行し、観ているこちらをいつの間にか日常から非日常に引きずり込んで笑わせてしまう。力で引き込むのではなくて技で引き込む。この巧みさは他の人には出来ない。もうあの「引き込み」を味わえないのかと思うと寂しい限りだし、「上方漫才」のお目付け役として品の無さにツッコミを入れ続けて欲しかった。
世の中品の無いのが「貧」の芸を見せて「変わり種」として生き残っているのが多い中、この2人は紳士だった。こういう大御所が小数派では、芸能界の春は遠い。 合掌。
1人は14日に70歳で亡くなった俳優の細川俊之さん。「クールな二枚目」という言葉がこれほど似合う男もそうはいない。日本人離れした顔、スラリとした体型、それだけでも十分なのに低く渋い声まで持っている。1人でどれだけ良い男の要素を持っているんだ、1つ位くれ、と言いたくなる。しかもそれを60歳を過ぎても保ち続けたのだから恐れ入る。ブクブク太ったり老けてしまったりして「元二枚目」が多い中、最期まで現役だった。正直、木の実ナナと出た、最後の公の場でのロレツが回らない会見は観てて厳しかったが、それでもイタリア系の服で決めていた姿は、病気でも二枚目の看板は外さないという使命感を漂わせていた。
そんな細川さんだが、私が一番印象に残っているのは、「相棒 シーズン2」(テレビ朝日)で犯人と疑われる牧師の役だ。まあその牧師の姿がカッコイイ事。今でもその姿は覚えてるし、男の「コスプレ」で萌えたのはこの時位だ。お姉ちゃんのコスプレではしょっちゅうだが。
そしてもう1人は23日に83歳で亡くなった喜味こいしさん。兄の夢路いとしさんと「いとしこいし」の漫才で笑わせ続けてくれた。最初はソロソロと元気もなく舞台に出てきて、「このジィサンら大丈夫かな?」と観ている方を心配させるほどだが、いざ喋り始めると背中がピーンと張って背が倍位に伸び上がる。そしてこいしさんの進行とツッコミ、いとしさんのボケが正確に噛み合う。さすが兄弟だし、テリー・ドリーの「ファンクス」以上のコンビネーションだ。そして漫才が終わるとまたソロソロと舞台を降りていく。そのギャップが大好きだった。それに絶対にキツイ言葉を使わないから緊張せずに観られる。「やすきよ漫才」などはその緊張を楽しめるが、良く三流がただ意味もなく「どついたろか」とか言うが、あんなの白けるだけだ。それと比べて「いとこい漫才」は静かに進行し、観ているこちらをいつの間にか日常から非日常に引きずり込んで笑わせてしまう。力で引き込むのではなくて技で引き込む。この巧みさは他の人には出来ない。もうあの「引き込み」を味わえないのかと思うと寂しい限りだし、「上方漫才」のお目付け役として品の無さにツッコミを入れ続けて欲しかった。
世の中品の無いのが「貧」の芸を見せて「変わり種」として生き残っているのが多い中、この2人は紳士だった。こういう大御所が小数派では、芸能界の春は遠い。 合掌。
加藤一二三九段の、千二三九以上の伝説 ワタテン(14)
2011年1月10日、私は「究極のテンションを持つ男」と出会った。将棋の加藤一二三(ひふみ)九段、棋界では知らない人はいない奇怪且つ奇才な人物である。
14歳3ヶ月の史上最年少でプロ入り(今もこの記録は破られていない)して「神武以来の天才」と呼ばれ、以後様々な最年少記録を打ち立て、名人にもなった。71歳になった今でも現役であり、棋士生活55年は史上1位、史上初の1000敗も達成し、逆に名前の1230勝も達成、今度は「最年長記録」を更新しようとしている「記録男」である。とまあ、「フリ」と言うべく良い方の伝説を並べるとこんな所であり、棋界では十指に入る「名人」であるが、違う方でも伝説に事欠かない「迷人」である。その迷人ぶりを確かめようと、地元で開催された「第2回とちぎ将棋まつり」に参加した。
まず、伝説の「長ネクタイ」は健在で、細い青のネクタイは前の方だけが後ろの方より20センチは長く、股間まで届いていた。しかも背広の前を開けているし腹も出ているから目立つのなんのである。次にプロが複数のアマチュア棋士と対戦する「多面指し」でも本領発揮、立ったり座ったりと落ち着きがなく、しかも駒を指で「ガチャガチャ」と叩き付けたり、アブドーラ・ザ・ブッチャーが「地獄突き」に行く前などに見せる、両手の二本の指を立てて宙を突く様な「手刀」みたいな事も何度もやっていた。プロが相手なら良いが、アマ相手にやるのだから恐ろしい。その後ろで、会場の「東武百貨店」の店員の様に、冷静にお客様を相手するみたく指していた森内俊之九段などとは大違いである。もちろん、5人のアマには完勝したが、4人目を負かした所で時間が切れかかっていた。しかし構わず駒を動かしてのアドバイス開始、そして5人目にも完勝とアドバイスは欠かさない。次にその席で対戦するプロ棋士の名前が書かれたカードを持ちながらも、「時間です」と大名人に言える訳もなく後ろでうろたえる係の人の顔が、印象的だった。
そして本日のメインイベントである「森内九段対郷田真隆九段」戦、1年前と違って郷田九段は寝坊せず来たが、この人にとって今日の敵は二人居た。もちろん名人にもなった森内九段は強敵だが、背にしてすぐ後ろで解説をする加藤九段も強敵だった。まあ喋る。一緒に解説をしていた室田伊緒女流初段(加藤九段の次に目当てだったが、実物は写真の100倍カワイイから是非見比べて欲しい)は、名前ではないが「一二三言」喋るのに比べて「百二三言」喋る。しかも早口で声がデカい。全盛期のエディー・マーフィーもかなわない。もちろんさっき出した「手刀」も炸裂(あれは次やその次に指す手を考えているみたいだ)。さらに「序盤で5時間長考したが完勝。負けた二上(ふたかみ)九段はその後9連敗した」だのと関係ない自分の「長考自慢」をする始末。そのハイテンションで自分だけで喋り倒す姿に、もう会場のファンは口アングリで目を丸くしていた。だが、大爆笑も何度も起こしていたし、私はあれだけ笑ったのは今年始めてで、どんな「お正月番組」などよりも上であった。あの可笑しさには、出まくっていた「戦場カメラマン」の渡辺陽一さんも霞むほどだ。だが、それを横でやられていたせいか、郷田九段は善戦空しく負けていた。
わずか1日だったが、加藤九段は噂以上の伝説の男で、常人とはケタ違いのテンションとパワーを持ち、また本能で生きていると確信した。そしてうらやましいが、あの生き方は出来ないとも確信した。常人に出来るのはネットや本などで書かれている加藤九段の伝説を読んだり、実物を見たりしてテンションを上げる位だ。
14歳3ヶ月の史上最年少でプロ入り(今もこの記録は破られていない)して「神武以来の天才」と呼ばれ、以後様々な最年少記録を打ち立て、名人にもなった。71歳になった今でも現役であり、棋士生活55年は史上1位、史上初の1000敗も達成し、逆に名前の1230勝も達成、今度は「最年長記録」を更新しようとしている「記録男」である。とまあ、「フリ」と言うべく良い方の伝説を並べるとこんな所であり、棋界では十指に入る「名人」であるが、違う方でも伝説に事欠かない「迷人」である。その迷人ぶりを確かめようと、地元で開催された「第2回とちぎ将棋まつり」に参加した。
まず、伝説の「長ネクタイ」は健在で、細い青のネクタイは前の方だけが後ろの方より20センチは長く、股間まで届いていた。しかも背広の前を開けているし腹も出ているから目立つのなんのである。次にプロが複数のアマチュア棋士と対戦する「多面指し」でも本領発揮、立ったり座ったりと落ち着きがなく、しかも駒を指で「ガチャガチャ」と叩き付けたり、アブドーラ・ザ・ブッチャーが「地獄突き」に行く前などに見せる、両手の二本の指を立てて宙を突く様な「手刀」みたいな事も何度もやっていた。プロが相手なら良いが、アマ相手にやるのだから恐ろしい。その後ろで、会場の「東武百貨店」の店員の様に、冷静にお客様を相手するみたく指していた森内俊之九段などとは大違いである。もちろん、5人のアマには完勝したが、4人目を負かした所で時間が切れかかっていた。しかし構わず駒を動かしてのアドバイス開始、そして5人目にも完勝とアドバイスは欠かさない。次にその席で対戦するプロ棋士の名前が書かれたカードを持ちながらも、「時間です」と大名人に言える訳もなく後ろでうろたえる係の人の顔が、印象的だった。
そして本日のメインイベントである「森内九段対郷田真隆九段」戦、1年前と違って郷田九段は寝坊せず来たが、この人にとって今日の敵は二人居た。もちろん名人にもなった森内九段は強敵だが、背にしてすぐ後ろで解説をする加藤九段も強敵だった。まあ喋る。一緒に解説をしていた室田伊緒女流初段(加藤九段の次に目当てだったが、実物は写真の100倍カワイイから是非見比べて欲しい)は、名前ではないが「一二三言」喋るのに比べて「百二三言」喋る。しかも早口で声がデカい。全盛期のエディー・マーフィーもかなわない。もちろんさっき出した「手刀」も炸裂(あれは次やその次に指す手を考えているみたいだ)。さらに「序盤で5時間長考したが完勝。負けた二上(ふたかみ)九段はその後9連敗した」だのと関係ない自分の「長考自慢」をする始末。そのハイテンションで自分だけで喋り倒す姿に、もう会場のファンは口アングリで目を丸くしていた。だが、大爆笑も何度も起こしていたし、私はあれだけ笑ったのは今年始めてで、どんな「お正月番組」などよりも上であった。あの可笑しさには、出まくっていた「戦場カメラマン」の渡辺陽一さんも霞むほどだ。だが、それを横でやられていたせいか、郷田九段は善戦空しく負けていた。
わずか1日だったが、加藤九段は噂以上の伝説の男で、常人とはケタ違いのテンションとパワーを持ち、また本能で生きていると確信した。そしてうらやましいが、あの生き方は出来ないとも確信した。常人に出来るのはネットや本などで書かれている加藤九段の伝説を読んだり、実物を見たりしてテンションを上げる位だ。
弾劾裁判官列伝 ワタテン(13)
全国各地で日々行われる「裁判」、裁判員裁判が本格的に運用されるようになったので益々注目を集めている。私も日々伝えられる裁判のニュースに一喜一憂してテンションを上げ下げしているが、その裁判の主役の1人である裁判官が裁かれる裁判があるのをご存じだろうか。「裁判官弾劾裁判」と呼ばれるモノで、著しい非行などがあった裁判官を裁き有罪とみなされると「罷免」となり、裁判官はもちろん、いわゆる「辞め弁」の弁護士になることも出来ない。いわば裁判官にとっては「死刑宣告」の場である。
その弾劾裁判、国会に設けられて今まで8回開かれて7人が裁かれ、6人が「罷免」された。ということは1人で2回裁かれた強者がいて、その人は1度目はセーフで「不罷免」だったが、2度目で罷免された。だが、この強者を超え、「ミスター弾劾裁判」(こんな言葉は多分無いだろうが)と言える裁判官がいる。鬼頭四郎裁判官、「ロッキード事件」当時、検事総長の名をかたって三木首相に電話を掛け、後に国会の証人喚問に呼ばれたが、供述どころかその前の宣誓すら拒否した人物であり、名前が同じ「極悪レフェリー」の阿部四郎並みにぶっ飛んだ人である。この人も弾劾裁判に掛けられ、罷免されている。しかもこの裁判には1度も出席しなかった。テレビ中継の中で証人喚問を足蹴にし、多くの国民を呆れさせた「法曹界のアンチヒーロー」にとってみたら、弾劾裁判など出る幕では無い、と言うことだろうか。しかもその後も、公職に立候補して裁判官の職を失職すれば弾劾裁判で罷免されることは無いからと参院選に出馬したが、公選法の規定通りに失職せずに罷免され、後に「裁判官弾劾法」をこの裏技を使えないようにと改正させた逸話もある。そして弁護士になる資格を回復したが、複数の「弁護士会」から登録を拒否されて裁判を起こしたりと、「ミスター」はまだまだ元気である。
そしてもう1人、自分が成立に関わった法律に引っかかった、馬鹿なクモみたいな弾劾裁判官がいる。女性などに付きまとう卑劣な奴を処罰する「ストーカー規制法」。この法が作られるキッカケとなったのが、警察の徹底したサボタージュによって女子大生が刺殺された「桶川ストーカー殺人」である。その事件が明るみになって埼玉県警などが総叩きされた後、裁判になって今度は1人の裁判官が公判中に居眠りをしていたとして軽く叩かれ、裁判から外された。その数年後、その居眠り裁判官は弾劾裁判に掛けられ罷免された。理由は「ストーカー規制法」違反の非行事実。先の事件で娘の無念を晴らそうと尽力した父親もその裁判官の顔と名前を覚えていて、因縁と皮肉さに呆れていた。
罪人を裁くのも人だから間違いもあるし、ロクでもない人もいるし、エロい人もいる(児童買春で罷免された人もいるし)。司法にとっては不名誉な存在なのに、何か弾劾裁判官を見ていると、血が通ってないように見える司法の世界に「人間性」を見出せるから不思議である。
その弾劾裁判、国会に設けられて今まで8回開かれて7人が裁かれ、6人が「罷免」された。ということは1人で2回裁かれた強者がいて、その人は1度目はセーフで「不罷免」だったが、2度目で罷免された。だが、この強者を超え、「ミスター弾劾裁判」(こんな言葉は多分無いだろうが)と言える裁判官がいる。鬼頭四郎裁判官、「ロッキード事件」当時、検事総長の名をかたって三木首相に電話を掛け、後に国会の証人喚問に呼ばれたが、供述どころかその前の宣誓すら拒否した人物であり、名前が同じ「極悪レフェリー」の阿部四郎並みにぶっ飛んだ人である。この人も弾劾裁判に掛けられ、罷免されている。しかもこの裁判には1度も出席しなかった。テレビ中継の中で証人喚問を足蹴にし、多くの国民を呆れさせた「法曹界のアンチヒーロー」にとってみたら、弾劾裁判など出る幕では無い、と言うことだろうか。しかもその後も、公職に立候補して裁判官の職を失職すれば弾劾裁判で罷免されることは無いからと参院選に出馬したが、公選法の規定通りに失職せずに罷免され、後に「裁判官弾劾法」をこの裏技を使えないようにと改正させた逸話もある。そして弁護士になる資格を回復したが、複数の「弁護士会」から登録を拒否されて裁判を起こしたりと、「ミスター」はまだまだ元気である。
そしてもう1人、自分が成立に関わった法律に引っかかった、馬鹿なクモみたいな弾劾裁判官がいる。女性などに付きまとう卑劣な奴を処罰する「ストーカー規制法」。この法が作られるキッカケとなったのが、警察の徹底したサボタージュによって女子大生が刺殺された「桶川ストーカー殺人」である。その事件が明るみになって埼玉県警などが総叩きされた後、裁判になって今度は1人の裁判官が公判中に居眠りをしていたとして軽く叩かれ、裁判から外された。その数年後、その居眠り裁判官は弾劾裁判に掛けられ罷免された。理由は「ストーカー規制法」違反の非行事実。先の事件で娘の無念を晴らそうと尽力した父親もその裁判官の顔と名前を覚えていて、因縁と皮肉さに呆れていた。
罪人を裁くのも人だから間違いもあるし、ロクでもない人もいるし、エロい人もいる(児童買春で罷免された人もいるし)。司法にとっては不名誉な存在なのに、何か弾劾裁判官を見ていると、血が通ってないように見える司法の世界に「人間性」を見出せるから不思議である。
リンク栃木ブレックスの日本一 ワタテン(12)
「栃木を日本一に」の名の元に誕生した「リンク栃木ブレックス」が男子プロバスケットボール(JBL)で初優勝し、日本一になった。と文字にすれば簡単であるが、栃木がスポーツで日本一になることなど今までほとんど無かったので、バスケットなどマンガ「スラムダンク」位しか馴染みがない私も、一栃木県人として嬉しさで一杯である。栃木と言えば「スポーツ後退県」、プロ野球も年に1回来るか来ないか、サッカーもJ1チームなどある訳もなく、J2でも四苦八苦している「栃木SC」がある程度、本当に栃木が日本一になったと言えば、元ロッテの監督八木沢荘六投手(現ヤクルトコーチ)の作新学院が1962年、高校野球で春夏連覇を達成したか、アイスホッケーの古河電工(現日光アイスバックス)が、大昔に日本一になった程度であり、どちらも産まれていないって話である。それから悪い意味での日本一と言ったら、今から30数年前、同じく作新出身の某耳の大きい怪物投手が、「巨人に行きたい」とダダをこねて「日本中を敵に回した」日本一はあったが、今回は正々堂々の日本一である。しかも発足3年目での日本一というのだから、多少出来過ぎとも言える。あの「スクールウオーズ」だって、高校ラグビーで日本一になるまで7年もかかっているのにだ。
でもここまでの道のりは、決して平坦なモノではなかった。3年前、宇都宮にチームが出来た時、県民のほとんどが「なぜ栃木にバスケなの?」と不思議がった。強い高校などもないし、有名な選手もいないのだから当然であろう。それに企業をスポンサーに持たないチームの宿命とも言える資金不足にも、漏れなく陥った。でも同じような境遇であり、さきほど名前が出た栃木SCや日光アイスバックスも良くやってる事だし、こちらは県民も慣れっこなのが悲しい。さらに高校バスケでは超有名な監督が、選手とうまく行かずにすぐにクビなんて出来事もあった。
しかし、そのダメ監督(ヘッドコーチか)は一人の超大物を連れてきてくれた。教え子であった田臥勇太選手である。背は大物ではないが、名前なら誰でも知ってるし、唯一知ってる日本人バスケ選手という人も多いのではないだろうか。私もそうだったが。そしてこの効果は絶大であってチケットは手に入らない位の人気チームになり、戦力的にもアップになってJBLに殴り込みとなった。
そのJBL2年目で2位、これでも大健闘とも言えるし、まさか1位のアイシンにプレーオフで勝てるとは思っていなかった。アイシンはここまでJBL2連覇中、しかもレギュラーシーズンではほとんど負けなし、ブレックスもほとんど勝てなかった。名前はアイシンだが、敵に対しての愛はカケラもなかった。だが逆転勝ちの連続で2連勝、そして勝てば優勝の第3戦。アイシンが終始リードの展開だったが、得点王の川村卓也選手の「ブザービート」と呼ばれる、残り時間なしでの3ポイントシュートで同点に追い付き、延長戦で突き放して日本一に輝いた。あの3ポイントシュートの放物線は、一生忘れないと思う。
それから10日位経った4月17日、その日は各地で雪が降り、4月としては記録的な日になった。栃木でも41年振りに遅い雪が降った日だったが、ブレックスの優勝パレードには1万人が集まり、歓喜の声は雪よりも多く降り注いだ。わずか3年前、存在を「なぜ?」と不思議がられたチームとはとても思えない躍進ぶりである。
これで栃木がスポーツ後退県から脱却したとは思わない。まだまだ全体の底上げは必要だと思う。しかし、バスケだけは先進県だと胸を張って言える。リンク栃木ブレックスがある限りだ。
でもここまでの道のりは、決して平坦なモノではなかった。3年前、宇都宮にチームが出来た時、県民のほとんどが「なぜ栃木にバスケなの?」と不思議がった。強い高校などもないし、有名な選手もいないのだから当然であろう。それに企業をスポンサーに持たないチームの宿命とも言える資金不足にも、漏れなく陥った。でも同じような境遇であり、さきほど名前が出た栃木SCや日光アイスバックスも良くやってる事だし、こちらは県民も慣れっこなのが悲しい。さらに高校バスケでは超有名な監督が、選手とうまく行かずにすぐにクビなんて出来事もあった。
しかし、そのダメ監督(ヘッドコーチか)は一人の超大物を連れてきてくれた。教え子であった田臥勇太選手である。背は大物ではないが、名前なら誰でも知ってるし、唯一知ってる日本人バスケ選手という人も多いのではないだろうか。私もそうだったが。そしてこの効果は絶大であってチケットは手に入らない位の人気チームになり、戦力的にもアップになってJBLに殴り込みとなった。
そのJBL2年目で2位、これでも大健闘とも言えるし、まさか1位のアイシンにプレーオフで勝てるとは思っていなかった。アイシンはここまでJBL2連覇中、しかもレギュラーシーズンではほとんど負けなし、ブレックスもほとんど勝てなかった。名前はアイシンだが、敵に対しての愛はカケラもなかった。だが逆転勝ちの連続で2連勝、そして勝てば優勝の第3戦。アイシンが終始リードの展開だったが、得点王の川村卓也選手の「ブザービート」と呼ばれる、残り時間なしでの3ポイントシュートで同点に追い付き、延長戦で突き放して日本一に輝いた。あの3ポイントシュートの放物線は、一生忘れないと思う。
それから10日位経った4月17日、その日は各地で雪が降り、4月としては記録的な日になった。栃木でも41年振りに遅い雪が降った日だったが、ブレックスの優勝パレードには1万人が集まり、歓喜の声は雪よりも多く降り注いだ。わずか3年前、存在を「なぜ?」と不思議がられたチームとはとても思えない躍進ぶりである。
これで栃木がスポーツ後退県から脱却したとは思わない。まだまだ全体の底上げは必要だと思う。しかし、バスケだけは先進県だと胸を張って言える。リンク栃木ブレックスがある限りだ。
前の10件 | -






